メンバーの我が強くても、チームはバラバラにはならへん。
- メディア係
- 2017年10月18日
- 読了時間: 6分

ちゃりんこプレゼン。
2年の一度、夏に行われる上ハビ独自の活動。
参加したメンバーは広島ルート、名古屋ルートに分かれ、それぞれの出発地から西宮を目指し自転車を漕ぎます。
その約400kmにも渡る道中でメンバーは高校を訪れ、上ハビの活動をプレゼンします。
2017年のちゃりんこプレゼンの目的は「for another step」
高校生にとって、そして私たちにとって、新しい選択肢を生み出し次に進もう。
その目的の元、ちゃりプレメンバーは一年間、何回もプレゼンを練習してきました。
ちゃりプレのMTで、そして活動期間中で思い返すのは、野次の多さ。
1の発言に100の野次が飛ぶうるさく、騒がしい活動。そしてメンバー一人ひとりに明るく照られた活動でした。
メンバー自身も、誰かのプレゼンに心を動かされ、誰かの言葉に支えられ、くじけそうになるときは全員で踏ん張って、声を掛け合って、前に前に進んでいく。
そして活動が終わった今、ちゃりプレは多くのきっかけを作りました。
しかし、活動がすべて順調だったとは言えません。
メンバーの関係性は「仲良し」だけではありませんでした。
何度もぶつかりました。何度も涙を流しました。
それはメンバーがそれだけ真剣だったから。
強い想いを持ったメンバーが集まるちゃりプレ。
想いの強さは、諸刃の剣です。
ある時には、「我が強い」と言われ疎まれるものになります。
ましてや、まとめる立場のリーダーズにとっては時に厄介なものにもなるように思えます。
リーダーズにとって、永久のジレンマであり、必ず向き合うことになるこの問題を、一年間チームをまとめきった、ちゃりプレリーダーズに話を聞きに行きました。

ちゃりプレリーダーズ
左から
曽宮大輔(ソミヤ)
広島ルート副リーダー
井上華子(はなこ)
名古屋ルート副リーダー
中見早希(さき)
全体副リーダー
名古屋ルートリーダー
※インタビュー不参加
笹本実(みのり)
全体リーダー
広島ルートリーダー
インタビュアー:21期メディア係 かのこ・ぴんこ
ぴんこ:んじゃよろしくお願いしますー!
みのり、ソミヤ、はなこ:よろしくおねがいしますー。
ソミヤ:お、おい、ぴんこ、、、これってまさか、、、(卓上のケータイを指差す)
ぴんこ:録音されてます。
みのり:えー、めっちゃいややー!!!
ソミヤ:やめてぇぇぇぇぇぇ!!!!
みのり:こんにちはーーー
ぴんこ:自由やな。

ぴんこ:ちゃうねん、どうですか、ちゃりぷれは。楽しい?
ソミヤ:それはシビアやな。ちょっとNGで。
ぴんこ:なにが楽しい?
ソミヤ:あ、スルー。 事前MTはただただ楽しい。
ぴんこ:いや、ほんまそうよな。他の活動のMTと全然雰囲気違うよな。
ソミヤ:ほんまに。
ぴんこ:そもそもやねんけど、3人はなんでちゃりぷれに参加したん?
はなこ:私はほんまに直前まで、ちゃりプレに行く気はなかってん。海外ボランティア行きたいから、上ハビに入ってたし。別に国内いいかなっておもっとたけど、みのりとさきの選挙演説聴いてその考えが変わって。普通に二人の姿に惹かれて。
みのり:やだぁ。もぉ、、、。やだぁ。
はなこ:笑。そんな強い想いでちゃりぷれやってるんや!と思ってん。過去のちゃりプレ行った先輩にも、なんで行こうと思ったんですかって聞いたら、ちゃりプレはアウトプットの場って言ってて。海外活動に行くだけはもったいなと思って、GVに2回行ったからこそ、高校生に伝えれるものあるやろなっておもったから参加した。
ぴんこ:うわ、ええっすね。ジーンときた。ソミヤは?
ソミヤ:きっかけはみのりが誘ってきたことやけど。誘われて改めて考えてみて、俺のウエハビライフはRINだけでおわってしまうんかと思った時に、なんか嫌やなと思って。
今までやってきたことを後世にも伝えていけたらなと思ってちゃりぷれに行こうとおもった。て感じ。
はなこ:まぁとりあえずチームに入りたかった。笑
みのり:GVあったやん笑
はなこ:長期的に見て。笑 めっちゃ仲良くなりそうやん。
ぴんこ:それ思った!ほんで間違いなく仲良くなってるよな。笑
みのり:仲良過ぎて、MTの時の野次がすごい。
はなこ:発言の度に野次。
そみや:それな。笑
ぴんこ:でも、プレゼンはみんなやっぱりすごいよな。
そみや:行ってない人と比べたらやっぱりうまいな。
ぴんこ:そやな。
みのり:それ、活動後なったらもっと実感するで。
あたし前のチャリプレの活動後で感じたのは、ちゃりプレ行った先輩らがプレゼンするのみてやっぱ違うなって思った。目線とか声とか。一回やった私でもわかるくらいやから、すごい上達するんやろうな。
ぴんこ:うわー、がんばろ。
あ、みのりは?何でもう一回いこうと思ったん?

みのり:私は、一回の時のちゃりプレがめっちゃ楽しくて。もう3夏もチャリやなってそのときからおもっててん。
ウエハビ人生、チャリで始まってチャリで終わらそうとおもってん。まぁ今はわからんけど。
ほんで、一回のときは楽しいだけでええやんっておもってて。なんでこんなプレゼンとか苦労せなあかんのっておもっとって。でも終わってからプレゼンも楽しくできたなとおもって帰ってきて。先輩の報告会とか聞いても、1回のときはた楽しむだけでした、でも三回で行ったとき、何か違うことかんじました。
それは言葉で表せないような、なんか、ほんまに自分、成長できたなってとこがあると思います、って言ってて。
それってなんかみのりも感じるべきなんかなと思って、参加した。
ぴんこ:言葉で表せないような、か。ずるいなそれ。笑 行きたくなる。笑
そかそか。ありがとう。そろそろ時間やけど、かのこ質問ある??
かのこ:そうですねーー。ちゃりプレに参加するメンバーって上ハビにめっちゃ関わってて、活動に想いを持ってるメンバーが多いなと思って。
そんな人たちが集まるチームをひとつにするのって難しいと思うんですけど、リーダーズの中で、チームビルディング、こういう風にしていことかって決めてるんですか?
みのり:いや、ほんまになーー。ほんまにみんな我は強い。でもちゃりプレ全体の目標は決めるときとか、みんな伝えたいことが一致してちゃんと決まったし、目標決まってからは、それに向けてみんなやってるから。
プレゼンする時も目標を意識して伝えたいこと絞ってくれてる。
我が強いからって、バラバラにはならへん。
だからそこに関してはあんま心配はしてないかな。
それこそ私はみんなを信用しきってる。
チームをまとめる能力として挙げられることは、カリスマ性、発言力、自信、計画性など多岐に渡り、
リーダーを務めている人や目指している人は、自分にはこれが無い、あれが無いと悩むことがあると思います。
でもそれらの能力はメンバーへの「信頼」を前提に発揮されるもの。
ちゃりプレメンバーがそれぞれの個性を生かし、全力を出して、想いを伝えることが出来たのは、メンバーをどこまでも信頼してくれたリーダーズの4人が居たからでした。
「信頼されてる」 その実感だけで人はいつも以上に頑張ることが出来る。
そんな単純なことがリーダーシップというの一番大切な部分じゃないのかなと4人から強く感じました。

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