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なぜ教育が大切なの?

  • 執筆者の写真: Admin
    Admin
  • 2019年6月1日
  • 読了時間: 3分

こんにちは!

先週の記事では、フィリピンの教育事情について書かせていただきました。

では、その教育ってなんでそんなに大切なのでしょうか。

もし中学校を卒業していなかったら? 高校を卒業していなかったら?

そのような疑問を今回のブログで解決していきたいと思います!

なぜ教育が大切なの?

1.貧困層と教育

まず初めに、教育と貧困の相関関係について話をしたいと思います。

フィリピンでは20人の貧困層のうち19人が教育を受けていない、もしくは4年以下で退学した人たちなのです。

厳密にいうと、4年以上学校に通って貧困層にいる人は全貧困層の5.3%しかいないのです。

(地方都市の場合、5人の貧困層のうち4人が教育を受けていない、もしくは4年以下で退学した人)

教育の達成度が貧困と大きく関わっており、教育へのアクセスが不十分な場合貧困層に陥る確率が増すということです。

では、教育の達成度によってどれだけの差があるのでしょう。

2.収入と教育

次は、教育の達成度ごとの収入の差を見ていきましょう。

最も収入の低い層の39%が小学校卒業以下であるのに対して、

最も収入の高い層には、小学校卒業以下の人々がわずか3%しかいないのです。

また、最も収入の低い層には大卒がわずか2%に対し、

最も収入の高い層は、大卒が47%を占めています。

このようなことから、教育の達成度と収入の格差には根強い関係があると言えます。

3.マニアの雇用状況

ここに関しては、筆者自身の経験に基づいて話をします。

マニラにて、仕事を探す段階で教育の達成度によっておおきな差があるように思います。

その理由としては、実際に街中で見かける求人募集には「高卒以上」とか、そもそも英語で書かれていることが多く、基礎的な教育を受けられず英語が理解できない人にとっては求人募集の意味すらわからない可能性があるのです。(フィリピンの公用語に英語が含まれているが、実際にマニラ市内でさえ地域、人によっては話せない人もかなりの数がいる)

また、スラムの近くにあるマクドナルドやジョリビーの清掃員の求人募集でさえも「高卒以上」と記載されており、実際に、スラムエリアでのインタビューでも、「仕事がない」「雇ってもらえない」などの声も多く、secondary schoolを卒業できなかった人にとってはかなり厳しい環境があるように感じた。

私たちの海外活動の一つにRINというフィリピンでの教育支援や孤児院支援を行っている活動があるが、教育の重要性を認識しているからこそこのRINを14年間続けてまいりました。

皆様にも、少しでも途上国での教育というものに目を向けていただけたらと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

 
 
 

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